ビタミンCには制癌作用
ビタミンCはアミノ酸の生合成に利用されるほか、副腎からのホルモンの分泌、脂肪酸をミトコンドリアに運ぶための担体であるL-カルニチンの合成など、体内で進行するヒドロキシル化反応に重要な役割を果たす。
結合組織でコラーゲンを生成する過程でもビタミンCは必要とされる。コラーゲンは三つ網状の繊維で体内では細胞間の至る所に存在し、組織を形作り肉体に適度の硬さと柔軟性を与えているものであるため、ビタミンCが不足するとコラーゲンの同化が進行せず、歯のぐらつき・血管の脆弱化・皮膚からの出血・怪我の回復や免疫機能の低下・軽度の貧血など、壊血病の諸症状を呈するようになる。同様に、コラーゲンを多く含む骨に対しても影響を与える。
また、ビタミンCは強い抗酸化作用を持つため、食品に酸化防止剤として添加される場合がある。工業的にはトウモロコシやキャッサバの澱粉由来のソルビトールから発酵法で生産されている。
2005年、ビタミンCの強い抗酸化作用により発生する過酸化水素が、健常な細胞には無害だが癌細胞には有害であることが報告された。アメリカでは体重あたり500?2000mg/kgといった大量・高濃度のビタミンC輸液が癌に対する治療法として用いられることがあり、2008年現在、NIH(米国国立衛生研究所)の認可を受けた臨床試験が実行されている。
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国内でも一部医療機関でビタミンCの大量点滴療法を行っているが、保険適用外である。 なお、経口摂取ではビタミンCの血液濃度は一定以上に上昇しないため、制癌効果を期待する場合、ビタミンCはあくまで点滴で補給する必要がある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
体には必要な栄養素、常に適度にとりたいですね。